防水形(JIS7種防浸形)のアマチュア無線機として初めて生まれたハンディ機、VX-7。あまりに画期的なモデルであったため、「防水」イコール「VX-7」という代名詞をいただいただきました。VX-6は、その防水性能を受け継いだデュアルバンドハンディです。ポリカーボネイト樹脂とアルミダイキャストによる堅牢な構造を、ゴムパッキンによって防水シールドした、これも本格的フィールドユースのアマチュア無線機と言えるでしょう。落下や浸水の心配があるフィールド運用においても、VX-6の堅牢性や防水性は、心強い味方です。マイク端子も防水設計なので、専用の防水形マイクMH73A4B(オプション)を接続した時でも、安心して使用できます。また、アウトドアでは急激な天候の変化などに遭遇することもあります。こんなとき、気圧の変化であらかじめ気象状況の変化を予測できるのも、うれしい機能です。オプションの気圧センサーユニットSU-1を装着していれば、高度や気圧の表示ができるので、天候の予測も可能です。*SU-1による気圧や高度の表示は簡易的なものですので、目安としてご使用ください。使用条件によっては、正確な情報を得ることができない場合があります。
標準付属品の1400mAhリチウムイオン電池FNB-80LIを使用すれば、VHF帯で約7時間、UHF帯なら約6.5時間の運用(5Wで送信6、受信6、待ち受け48秒の繰り返し)ができます。充電中はCHGINGの表示と赤色LEDが点灯し、充電状態は簡易バーグラフでお知らせ。充電終了後は表示がCHGFULとなり、LEDが緑色に変わります。オプションの乾電池ケースFNB-23(単3アルカリ乾電池2本使用)では、送信出力を最大0.3Wにして運用が可能。受信のみならばアルカリ乾電池で連続約15時間、スピーカーから音声を出すことができます。外部DC電源で運用したい場合は、オプションのE-DC-6やシガープラグ付き電源コードSDD13が使用できます。もちろん、充電も可能です。
144/430MHz帯のアマチュアバンドの送受信に加えて、504kHzから998.99MHz*のワイドバンドの受信が可能です。ワイドバンド受信の周波数は、12バンドに分割しBANDキーで切替することができるとともに、より簡単に使いやすくするため、ラジオやテレビ放送の音声、各種無線専用のメモリとしてスペシャルバンクを用意しています。アマチュア無線運用だけでなく、非常時の情報収集にも役立ちます。*アマチュアバンド以外の受信には、受信するバンドに対応した外部アンテナなどが必要です。大容量900チャンネルのメモリを搭載し、さらにジャンル別に分類してバンクタグ(ジャンル名も記憶可能)によるメモリの管理ができる24個のメモリバンクを用意しています。各メモリチャンネルは複数のバンクに重複して登録することができ、1つのバンクに最大100チャンネルまでメモリできます。
「フルキーボードハンディは操作が難しい。」という概念を打ち破った画期的なデュアルバンドハンディ、それがVX-6です。あらかじめ、主要な周波数を0−9の10個のキーにプリセット(お好みの周波数に設定することも可能)してあるため、DMR(Direct Memory Recall)キーを約2秒以上押してから数字キーを押すだけですぐに運用したい周波数へ。初めてVX-6を操作する方でも、このDMR機能を操作すれば即運用、ユーティリティ受信が楽しむことができるうれしい機能です。
登山やハイキングは、安全に楽しむことができれば格別の爽快感があります。しかし、準備が万全でなかったり、ルールを守らないと思わぬアクシデントが発生することも事実です。安全な登山ができるように、ぜひ無線機を携行してください。緊急信号を伝達するEAI機能(Emergency Automatic ID)。コードを統一しておくだけで、万が一の場合に1台のVX-6が送信した信号を受信したもう1台が、自動的にビープ音を間欠送信する機能です。霧の発生で視界がきかなくなり道を外して動けなくなった場合などでも、お互いのEAI機能が動作すれば、視界が晴れたら仲間の探索などに有効に使うことができます。*EAI機能は、所在地を伝えるための補助機能です。電波の届かないところ、EAI機能がONになっていない場合、スケルチがオープンになっている場合には使用ができません。また、一方の無線機にEAI機能が搭載していない場合は、この機能の使用はできません。
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